ブログ
XP2 400
当店のカラーネガフィルムの現像処理はC-41Processで最も一般的な薬剤種類です
これはKodakの薬品規格で世界共通仕様です
他に
CN-16 フジフィルム
CNK-4 コニカ
AP70 アグファ
等がありますがいずれもC-41と互換性があり大概併記されています
以前は現像は店頭では行わず基幹ラボに処理を任せていてそれぞれのメーカーの指定処理で現像する
純正仕上げが一般的でしたが
スピード処理を競うようになり各写真店での店頭処理が一般化すると純正をうたうと
現像機を複数台置かなければならないので1つに規格を合せるようになりました
C-41処理以外のカラーネガフィルムは流通していないはずなのですが
最近は注意が必要になっています
普通に確認が必要なフィルムはポジフィルムと白黒フィルムで当店では基幹ラボに送ります
ネガフィルムとはジャンルが違うので処理薬や作業工程も異なります
ポジフィルムはKodakのE-6Processです
ネガと同様にメーカーごとに指定がありますがこちらもKodakの処理規格に合されています
白黒フィルムは自家現像で暗室ワークを楽しむホビーとしてとらえられているようで
基幹ラボでは早く処理することも安価にすることも努力していません(暴言)
ILFORD XP2 400は以前からある便利な白黒フィルムです
現像処理はカラーネガ処理のC-41で行えます
以前はKodakからもBW400CNという同様にC-41処理の白黒ネガがありましたが廃番になってしまいました
こちらはカラーネガ同様のオレンジベースでカラープリンターで処理しやすくなっていました
XP2 400はブルーベースで普通の白黒フィルムとカラープリンターでの作業に変わりはないです
アナログプリントの時代は白黒プリントをカラープリンターで行うとどうしてもある程度色を感じてしまいましたがデジタル化で違和感の少ないプリントが出来るようになりました
店によっては処理を断られることがあると聞きますが当店では他のカラーネガと同様に1時間仕上げできます(機器稼働時)
